みなさま、こんにちは。院長の村上です。
今週になって急に寒くなりました。
短い秋があっという間に終わり、一気に冬の到来です。
例年のことですが、冬に備えて待合室とスタッフルームに置くガスファンヒーターを倉庫から出してきました。
置く場所は改装工事の時に決めていたので、ガスのコードも短くて良い感じだなと、自画自賛です。
さて前回に続き、大谷翔平選手の話題から書き始めます。
あらためて、ブログで紹介した大谷選手の「目標達成シート」です。
目標設定と「GRIT」(やり抜く力)が大切だなーで終わってしまいがちなのですが、この目標設定シートをよーく見てみると、大谷選手はやはりすごいなぁと思うのです。
それは、特に赤枠で囲ったこの部分です。
バリバリのアスリートでありながら、アスリートとしての目標を達成するために、運や人間性も同時に高めていかなければならない、そして運を高めるためにあいさつやゴミ拾いなどをするといった行動目標を立てているというところがすごいなぁと思います。
高校生の書くことじゃないですよね。
(わたしも経営者なので・・・)経営の勉強をしていると、経営者の多くがこの「運」をとても大切にされていることに気づかされます。
特にダイソーの創業者である故・矢野博丈氏は「人生は運だ」と言い続けたことで有名です。
この記事の中でも矢野氏は「学生までは勉強が本分ですが、社会人になったら、運をよくすることを考えたほうがいい。」と言っています。
運をよくする方法があるなら、当然、知りたくなりますね?
ということで、突然ですが、これからあなたの観察力をテストします!!
このバスケットボールの動画を見て、白いユニフォームのチームがボールを何回パスするか数えてください!
どうでした?
見えました??
私にはまったく見えませんでした・・・。
動画はイリノイ大学の心理学者ダニエル・シモンズのチームが作成した実験用のビデオだそうで、こちらの本に紹介されています。
動画と本を通じてリチャード・ワイズマン博士は、チャンスは誰にでも平等にめぐってきていて、それに気付けるかどうか、掴みとれるかどうかが、運のいい人と運の悪い人の差であり、それを掴み取れるように行動することで運が良くなると言っています。
ちなみに私は、自分のことをとても運のいい人だと思っています(笑)が、もっともっと運が良くなりたいと思うのでもっともっと頑張ります!
(つづく)