みなさま、こんにちは。
院長の村上です。
北京オリンピックが終わりましたね。
コロナ禍の中、東京オリンピックに続き無事開催されて、とても良かったです。
平和の祭典のはずですが、世界情勢は緊張状態で先行きが不安です。
ぜひ平和に収まって欲しいと願うばかりです。
2月になり、当院が入居しているビルの大規模修繕工事が始まりました。
ありがたいことに工事会社の方が、立派な垂れ幕を作ってくださいました。
営業中です(笑)。
フォントにもこだわっていただき、ありがとうございます。
今までより目立っている感じさえ…します。
ちょうど一年前、当院は改装工事をやっていました。
今と同じコロナ禍の中でしたが、今後のコロナ対策も含めての大規模な工事に踏み切りました。
既存の物をすべて取り除きましたので、ゴミの山です。
撤去作業が1週間くらい続きました。
天井も床もはがされビルの配管とコンクリだけ、いわゆるスケルトンになりました。
スケルトンになったら新たに配管・配線です。
治療では水を出しながら歯を削るので、そのために必要な給水・排水管が床下に張り巡らされています。
水だけでなくコンプレッサーで圧縮された空気も各診療台に届けられます。
またLANケーブルなどを通すためのオレンジ色のCD管(Combined Duct)も見られます。
整然と縦横に延びる配管には、美しささえ感じてしまいます。
排水には勾配も必要なので、どの歯科医院でも20cmくらいの床上げが必ず必要になります。
そして今回の工事にあたってどうしても医院に入れたかったものが、ガス乾燥機。
電気ではなく、どうしてもガス。
そして、ガス乾燥機は排気が必要なので、なかなか後付けができません。
でも、最初から温めていたのでバッチリです。
ガスだけに(笑)。
真ん中から上に向かい、梁を乗り越えて壁まで伸びている銀色の管が、乾燥機の排気を外に逃がすための管になります。
天井裏は一般の店舗とそんなに変わらないと思います。
換気やエアコンなどの空調関係が主なものになります。
床下と、天井の配管が終わると見る見るうちに仕上がっていきます。
改装工事が終わって約一年。
とても快適に仕事をさせていただいております。
私の思い描いた歯科医院が出来上がりました。(完)