AfterコロナとBCP

3月以来、久しぶりの投稿になってしまいました。
院長の村上です。
早いもので今年も残すところあと3ヶ月となりました。


3/18の当院のブログで、” 個人的な見解ですが、日本での終息は5月ぐらいになるのではないかと思っています。 ”と書きましたが、なかなか終わりません。
終わらないので「afterコロナ」ではなく、「withコロナ」だという意見もありますが、わたし的にはやっぱり「afterコロナの方がしっくりきます。
それは、”コロナの後、世界は一変してしまった”という意味においてです。


いろいろなものがコロナ前と変わってしまいました。
働き方、生活様式、価値観・・・。

新型コロナの流行によるマスクや消毒液の不足は医療機関を本当に困らせました。


当院ではいつもどおりの診療ができていましたが、サプライチェーンが切れるとこんなにも脆いものなのかと改めて認識させられ、リスクマネジメントの大切さを感じました。

そんなコロナ禍の中、いつもどおりの診療を続けながらも、開業以来、最多ではないかと思えるほど多くの取組みを医院で進めています。
今年取り組んだことは年末にでもまとめて書こうと思いますが、そのうちの一つをご紹介すると、 現在当院ではBCP策定に取り組んでいます。


BCPという言葉を聞きなれない方もおられるかもしれません。
Business Continuity Planの略で、日本語で言うと「事業継続計画」になります。

BCPとは、英国規格協会の事業継続管理のための指針で「潜在的損失によるインパクトの認識を行い実行可能な継続戦略の算定と実施、事故発生時の事業継続を確実にする継続計画、事故発生時に備えて開発、編成、維持されている手順及び情報を文書化した事業継続の成果物」と定義されています。要するに、事故や災害が発生した際、その業務への影響を極力小さくし、平常業務に戻るまでの時間を極力短くするために多面的に手段・対応策をまとめた計画のことです。

病院設備設計ガイドライン(BCP編) 日本医療福祉設備協会

これを読んでも良くわかりませんよね。

しかも計画を立てようにも何から手を付けたら良いかわかりません。

ということで、東京都中小企業振興公社主催「ステージ1 BCP策定講座」に参加してきました。

すぐに定員が埋まってしまう人気のセミナーで、今回やっと参加することができました。

講師はMS&ADインターリスク総研の方で、BCPについてとても分かりやすく説明して下さりました。

それとこの講座には「ステージ2 BCP策定コンサルティング」という続きの講座があって、こちらも申し込んでいます。
今度コンサルタントの方を派遣していただいて、スタッフを交えてBCP策定をする予定になっており、楽しみにしています。


セミナーが終わった後に、たまに食べたくなる天下一品のラーメンを食べてから帰りました。

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