みなさま、こんにちは。
院長の村上です。
今朝、銀座で潮の匂いを感じました。
銀座にいても早朝や深夜に潮の匂いを感じることがたまにあります。
銀座は海に近いので、風向きによって海から運ばれてくるのでしょう。
私は海が好きなので、こういう潮風の匂いに幸せを感じ、心が癒されます。
心地良い香りは、心身ともに私たちを癒してくれますね。
今回の改装工事では、居心地の良い空間づくりをまず考えました。
以前投稿したキレイな空気づくりも居心地の良い空間づくりのひとつです。
人間の嗅覚や視覚・聴覚・触覚・味覚といった五感への心地よい刺激は、居心地の良い空間づくりに欠かせません。
五感のなかでも、私たちはほとんどの情報を目から得ているといわれており、視覚はとても重要です。
そこで当院の待合室に飾った額です。
とてもきれいな青色が印象的で、絵画のように思われるかもしれませんが、実は写真です。
水の中を泳ぐ小さな魚を写したこの写真は、写真家・佐内正史氏の作品です。
佐内さんに「銀座ルミナス歯科のイメージ」で選んでいただいた写真のうちの一枚で、青色が好きな私は一目で気に入り、待合室に飾らせていただいています。
佐内さんの写真を見れる機会は少ないので、ぜひじっくりご覧ください!
さて視覚の次は、聴覚です。
居心地の良い空間づくりのため、音については音響工学のプロにお任せしました。
待合室や診療室で流れているBGMとともに、スピーカーから聞こえる川のせせらぎや鳥の鳴き声にお気づきになられましたでしょうか?
この音は、単にヒーリング効果を狙ったものではなく、当院ではとても重要な役割を担っています。
その重要な役割とは、サウンドマスキングです。
完全個室になったので、診療室から待合室への音漏れ、あるいは診療台と診療台の間での音漏れは、圧倒的に少なくなりました。
ただ、楽器の音も聞こえなくなるような防音工事をやったわけではないので、音漏れはどうしても起こります。
プライバシー保護という点から考えると、患者さんとの会話が他の患者さんに聞かれるというのは望ましいものではありません。
そこで、グラムスラム株式会社の明山様にお願いし、プライバシーを守るためのサウンドマスキング ”リリーバー” を導入するとともに、機材選定からセッティング、調整までをお願いしました。
サウンドマスキングの原理について詳しい説明は、グラムスラム株式会社様のホームページをご覧いただくとして、「サウンドマスキング ”リリーバー” を体験してみたい!」という皆様に、お知らせです。
当院は、グランスラム株式会社様のサウンドマスキング ”リリーバー” の実機設置店として、ショールームの役割を担っております。
お問い合わせいただければ、院内でサウンドマスキング ”リリーバー” の効果を体験していただくことが可能です。
なお、お問い合わせ・見学のお申し込みは、当院ではなく、グランスラム株式会社様へ直接お願いいたします。→お問い合わせ先
歯科医院経営者に限らず、他業種の店舗経営者の方、オフィス経営者の方、お待ちしております!!
私は、昭和45年生まれなのですが、私の前後の世代の方は、若い頃にオーディオ機器に凝った人も多いのではないでしょうか。
そんなオーディオマニアの方々のために、プロが選んでくれたコスパに優れた機材を最後にご紹介しておきます。
システムの構成は、このようになっています。
写真に写っているもののうち、ONKYOのCDプレイヤーとiPodは自前で用意したものです。
どうしても医院で独自に選んだBGMを流したかったので、繋いでもらっています。
ちなみにBGMは、「モンスターチャンネル」という会社のものを流しています。
良い曲が多くて、低コスト。
おススメです。
紹介コード:2220424287 契約時に管理画面で紹介コードを入力すると、1年間10%割引きになります!
それから写真に写っているNVR-0802PRの型番の機器は防犯カメラの録画用ネットワークビデオレコーダーなので、音響システムとは関係ありません。
本題に戻ります。
サウンドマスキング音を流すプレイヤーが、SONY NW-S313です。
スピーカーはMASSIVE AV-635Ⅱ が6台で、それぞれのスピーカーを3台のアンプとロウインピーダンス接続しています。
アンプとスピーカーの接続方法には、ロウインピーダンス接続とハイインピーダンス接続の2種類があり、音質にこだわるとロウインピーダンス接続になるそうです。
こちらの記事がとても為になるので、店舗を運営されている方は、ぜひ読んでみてください!
スピーカーを鳴らすためのアンプです。
黒い箱の中に入っているので、写真に写っていませんが、3台あります。
値段の割にレビューは高評価で、とても良い音です♪
BGMとサウンドマスキングの音源を混ぜるためのミキサーです。
そしてスピーカー6台の音量をそれぞれ調整するためのスプリッターです。
スプリッター2台のおかげで、各部屋ごと、各スピーカーごとに音量が調整できます。
最後はマニアックな内容になってしまいましたが、今日はここまで。
居心地の良い空間づくりのための当院の設備紹介についてはこちら。